ツイン
ハーレーのダイナモデルに搭載されているツインカムエンジンは、1450ccのエンジンでツインカム88と呼ばれていましたが、2007年モデルからから1580ccに排気量がアップし、ツインカム96という名称になっています。

ツインカム88や96といった名前の由来は、エンジンの大きさを示す単位でキュービックインチがあり、1キュービックインチは約16.378ccなので、排気量のccをキュービックインチに換算した値になっています。

ツインカム88から96への主な変更点は、インジェクションの採用によって安定した始動性や出力を発揮するようになっていて、エンジンの不愉快な振動を消すバランサーシステムがないので、アイドリングや低速走行時にはボディを揺さぶるような振動があり、ハーレーらしさを強調したモデルとなっています。
また、ダイナモデルのツインカムエンジンは、ラバーマウントで固定されているので、高速走行時にはラバーで振動を吸収するシステムとなっています。